シミュレーション研究のためのツール
無料で利用できるツール集.
下記の設定方法の説明はLinuxやMac OSなどのUnixライクな環境での利用を想定している.これらの環境ではソフトウェアの設定はホームディレクトリ(~/や${HOME}/であらわされる)にある設定ファイルに設定を記載することが多い.
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FFTW3
- 種類
- プログラミング
- 説明
- 高速フーリエ変換ライブラリ
- バージョン
- 3系列以降推奨(2系列は3系列と互換性がない.)
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GIMP
- 種類
- グラフィックス
- 説明
- 画像編集
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GNUコンパイラ集
- 種類
- プログラミング
- 説明
- コンパイラ
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git
- 種類
- ツール
- 説明
- 版管理
- 設定メモ
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プロキシの設定は,git configコマンドを用いる.~/.gitconfigに設定が記録される.
git config --global http.proxy http://<IP ADDRESS>:<PORT NUMBER> git config --global https.proxy http://<IP ADDRESS>:<PORT NUMBER>
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gnuplot
- 種類
- 可視化・データ処理
- 説明
- データプロット,グラフ作成
- バージョン
- 5系列以降推奨
- 設定メモ
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初期設定ファイルは~/.gnuplot.Fortranの出力形式に対応し,デフォルトのターミナルをx11にするには
set datafile fortran set terminal x11
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HDF5
- 種類
- プログラミング
- 説明
- データフォーマットライブラリ
- バージョン
- 最新は1.10系列だが,多くのサイトで1.8系列が用いられている.(as of 2016/11/20)
並列I/O対応推奨.
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Inkscape
- 種類
- グラフィックス
- 説明
- ベクトル画像編集
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JupyterLab
- 種類
- 開発環境,可視化・データ処理
- 説明
- コードエディタ,グラフ作成
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MPICH
- 種類
- プログラミング
- 説明
- MPI標準の実装(ライブラリ)
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NetCDF
- 種類
- プログラミング
- 説明
- データフォーマットライブラリ
- バージョン
- 並列I/O推奨.HDF5との依存関係あり.
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Octave
- 種類
- 可視化・データ処理
- 説明
- データプロット,グラフ作成
- バージョン
- 4系列以降推奨
- 設定メモ
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octaveには様々な追加機能を提供するパッケージがある.例えば,NetCDFデータの入出力をサポートするnetcdfや,その他様々なデータフォーマットの入出力をサポートするioなどがある.(ioパッケージはFortranのnamelistに対応.)必要に応じてインストールし,利用時にpkgコマンドでロードするか初期設定ファイルで起動時にロードするように設定する.octaveの初期設定ファイルは~/.octaverc.シェルの設定と同様起動時に読み込まれるので,octaveのコマンドを列記する.例えば,
graphics_toolkitは,使用するグラフィックスエンジンを設定する.gnuplotを設定しておくと,gnuplotのシンボルなどが使える.使用できるtoolkitは,available_graphics_toolkitsで確認できる.pkg load pkgname addpath('path_to_script'); graphics_toolkit('gnuplot');
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VS Code
- 種類
- 開発環境
- 説明
- コードエディタ
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Wolfram Engine
- 種類
- 可視化・データ処理
- 説明
- 数式処理